【女性のひとり旅におすすめ】カジュアルな中に個性が光る街ナカホテル「OMO5 京都三条 by 星野リゾート」
女性のひとり旅は、ホテル選びも楽しみの1つですね。
非日常を味わいたい。
けれど、お財布に優しいとより嬉しい。
そのバランスが悩ましい……。
そんな時おすすめなのが、星野リゾートのホスピタリティを感じるOMOシリーズです。
京都には「OMO5 京都祇園」「OMO5 京都三条」「OMO3 京都東寺」の3ヶ所あり、それぞれに異なる個性を持っています。
どこにしようか迷った末「OMO5京都三条」に宿泊しました。
- アイディアやこだわりあるデザイン
- 京都最大のショッピングエリアに位置している
- 地元の魅力を発見できる体験プログラムがある
雰囲気
シンプルでカジュアル、そして、アイディアやその土地が感じられるデザインです。
スタッフさんとの距離が程よく近い心地よさがあります。
入り口から見る光景。
高瀬川を行き交う高瀬舟がディスプレイされています。
京都らしさで気持ちが上がります。
京都らしい小物や、お出かけに役立つマップがアレンジされたロビー。
定番京グルメのお店から少し変わったお店まで、街の情報が詰まったご近所マップは、優しいタッチで空間のイメージを作り上げています。
ご近所マップがある柱の一角には、セルフサービスのウェルカムドリンクコーナーもあります。(アメちゃんもどうぞ)
「京都の老舗×OMO5 京都三条」のオリジナルグッズが取り揃えられたOMO SHOP。
入浴剤やお茶など、お部屋で楽しむのもよさそうです。
ようじやのあぶら取り紙もOMOのロゴが入ってる!
あっ、客室に化粧品類はありません。
必要ならばこちらでOSAJI(オサジ)のスキンケアセットが購入できます。
アクセス
OMO5 京都三条
京都市中京区河原町通三条上る恵比須町434-1
地下鉄東西線を利用するならこちらの出入り口を利用して
私はスーツケースを引っ張って、地下鉄京都駅から最寄り駅である市役所前駅に到着しました。
案内に従い改札を右側に出て出口に進んだら、ちょっとこれは無理ってくらい長~い階段が!
で、引き返して駅に直結したビルから楽に地上に出られるだろうとキョロキョロしたのです。
結論はこれ。
改札を出て左へ進むとすぐに、地下街が広がります。
そこから左を見ると「河原町南(河原町三条方面)」と書かれた扉があります。扉を出るとエスカレーターがあるので、こちらから地上に出てください。
エスカレーターで地上に出ると、OMO京都三条まで一本道です!
入り口はこちら
地下鉄東西線の市役所前駅から来ると右側。
建物は通りから奥まったところにあります。
こちらの看板が目印です。
ショッピングやグルメに最適な立地
ホテルを出て左に進めばすぐセブンイレブンやパン屋さん、右に進めばファミリーマートや三条名店街の入り口。
三条名店街の入り口にはマツキヨもあって、便利オブ便利!
客室にペットボトルの水やティーバッグ類はスタンバイされていないので、チェックイン前にドリンク類を購入しておくと便利です。(もしくは、ロビーにある無料のウェルカムドリンクコーナーのティーバッグとウォーターサーバーを利用するとか)
ぶらぶら歩いていると、あっという間に京都最大の繁華街である四条河原町。
四条通り、新京極通り、錦市場と、歩いているだけでも楽しく過ごせます。
京都らしい小物を扱う個人のお店からハイブランドのお店まで、老舗のカフェや、インスタ映えしそうなおしゃれなスイーツも、コンパクトなエリアにギュッと詰まっています。
昼間の観光の後、お部屋で一休みしてからでも気軽に街に出られるアクセスのよさです。
OMO5 京都三条の空き状況を確認する ≫客室
今回はクイーンルームを利用しました。
幅広のフローリングがナチュラル感たっぷりで、余分な装飾は省かれ、清潔感があります。
OMOのロゴが入ったクッションがお部屋のアクセントになっていて、このお部屋の雰囲気を作っています。
ベッドサイドの電源には、USBの口も付いていて便利。
グラスやコップ、ポット、置物すべてがスタイリッシュです。
ホテルに来ると特に気になってしまうのが、ポットという主婦の性。
期待を裏切らないおしゃれな「ラッセルホブス」のポットが置かれていました。
庶民派主婦は、このポットでコーヒーを入れるだけでも非日常なのです。(みんな、スイッチは取っ手の下よ!)
水やティーバッグ類などのドリンク類は置かれていないので、自分で調達します。
先述のように、OMO SHOPにオリジナルの商品があるので試してみるもよし、歩いて数メートルのコンビニに行くもよし。
部屋に入って左側の壁にはハンガーと、写真には写っていませんが衣類用の消臭剤もありました。
右下にはタオル地のスリッパがありました。
バスルーム
小さめのタイルっておしゃれに見えますね。
今回のお部屋はバスタブなしのタイプです。
このバスルームなのですが、私が利用したクイーンルームは、予約時に
「※浴室は独立型シャワー(バスタブ無)、またはユニットバスのいずれかになります。(選択不可)」
というコメントが書いてありました。
それを見逃していると、ホテルの印象が変わってくるのかなと思います。
できれば、バスタブの有無によって料金が違うとよいなと思います。
水回りはコンパクトにまとめられています。
若かりし頃のひとり暮らしを思い出しましたが、樹脂のユニットバスとは大違いですね。
水回りの床もフローリングでおしゃれです。
ここで令和のこじゃれた一人暮らしがしてみたいと妄想していました。(その時はバスタブ有りで)
アメニティ
フロントから客室へと向かうエレベーターホールに、ナイトウェアとアメニティーコーナーがあり、必要なものを自分で取ります。
ナイトウェアは、各種サイズが取り揃えられています。
ナイトウェアが有料との情報も見かけたのですが、現地では気付かなかったなぁ。
アメニティは、お子様用と大人用の歯ブラシ、カミソリ、ボディータオル、ヘアブラシ、綿棒、コットンが置かれています。
足りないものがあれば、マツキヨへGO!
(化粧水や乳液を持参すれば十分だし、OMO SHOPでも買える)
シャワーブースに備え付けられたボディソープ、コンディショナー、シャンプー。
ドライヤーは、嬉しいSALONIA。
風量は申し分ありません。
実は我が家と同じだったので、とても使いやすかったです。
私は腰のない湿気に弱い髪質なので、ホテルのドライヤーがどのようなものか気になるのです。
サービス
OMOカフェ&バル
(周辺は飲食店の宝庫なので?)夕食のサービスはないのですが、おしゃれな朝食とティータイムが過ごせます。
こちらは朝食のオリジナルリゾットの模型です。
生湯葉やお漬物を使ったものもあり、伝統的な京都の味を今風にアレンジした味が楽しめます。
花びらのように盛り付けられたサラダバーも特徴的です。
といいつつ、私は前日からの満腹感で断念したんですけどね。
おしゃれなスイーツプレート!
少しずついろいろ味見できるって幸せです。
観光の隙間に是非。
OMOレンジャーとともに老舗もトレンドも巡るツアー
OMOレンジャーと呼ばれるスタッフさんが、ご近所を案内してくださるサービスです。
お話を聞きながら高瀬川沿いを歩いたり、伝統の職人さんが営む老舗を訪ねたり、一人でも申し込めるので、ひとり旅でもその土地にぐっと入り込むことができます。
手ぶらで身軽に観光できるキャリーサービス
有料サービスですが、京都駅-京都エリア内のOMO、京都エリア内のOMO間に荷物を配送してもらえます。
連泊するなら、違ったOMOを渡り歩くのも楽しそう!
OMO5 京都三条の空き状況を確認する ≫周辺の観光スポット
すべて徒歩エリアです。
法華宗大本山 本能寺
京都鳩居堂本店
京の台所「錦市場」
1930年(昭和5年)、本社直轄喫茶部 極東支店としてオープンした紅茶の「リプトン」
お土産屋さんが立ち並ぶ「新京極通り」
京都最大の繁華街「四条河原町」
おわりに
- アイディアやこだわりあるデザイン
- 京都最大のショッピングエリアに位置している
- 地元の魅力を発見できる体験プログラムがある
こんな街ナカにおしゃれな気分を味わいながら女性一人でも居心地よく過ごせるカジュアルなホテルがあるのは嬉しいですね。
贅沢過ぎないからこそ、常宿として使いたいホテルだなと感じました。
地下鉄東西線の市役所前駅が近いので、京都御所、平安神宮、二条城といった観光スポットに行くのもとても便利です。
星野リゾートのホテルというと「星のや」の高級なイメージが付きまとうため、「ティーバッグもないの?」と違和感を感じる方もいると思います。
OMOはその数字によりサービスの範囲が異なります。
OMOに限らず、星のや、界、リゾナーレ、BEBなど、ブランドごとにコンセプトが細かく分けられているからこそ、それを理解してホテル選びをすると違和感の解消につながると思います。
星野リゾートがホテルブランドを多角化し始めた頃、正直商業的なイメージが強くなりすぎて、それまでのイメージが崩れていくような気がしていました。
ただ、OMOを体験してみて、そのコンセプトやアイディアが「さすが星野リゾート」と思え、結局は「京都のOMOを全部制覇したい(独自のアイディアを体験してみたい)」と思うようになりました。
一度のステイで満足して終わりではなく、「星野リゾート巡りをしてみたい」と思わせるところまでがコンセプトなのかもしれません。