50代主婦 自分の機嫌の取り方 ~ミッドライフクライシスと付き合うヒント~
50代を迎え、子育てや仕事が一段落し、少し肩の荷が下りたと思ったら、どこか心にぽっかり穴が開いたような感覚を抱えたことはありませんか?
このような感覚は、「ミッドライフクライシス」と呼ばれることもあります。
人生の中盤で訪れるこの心の揺らぎは、誰にでも起こりうる自然なもの。
今回は、私がどんなことで自分の機嫌を取っているのかや、こんなこともいいよねと考えていることをアウトプットしてみます。
今、モヤモヤを感じているどなたかのヒントになれば幸いです。
毎日の中で感じる「モヤモヤ」
- 家族の予定に振り回され、自分の時間が取れない
- 自分の役割が分からなくなる瞬間がある
- 家事のマンネリ化で気分が沈む
- 「こんなはずじゃなかった」と未来への不安を感じる
- 「このままでいいのか?」と自分を責めてしまう
そんなことを感じられる時間ができたとも言えるのだけど、もっと軽やかな気分で日々を過ごしたいですよね。
モヤモヤの原因は何なのか
更年期で身体的に不安定な時期でもありますね。
人によっては起き上がれないくらい辛いという方もいると思います。
そこに心の中のモヤモヤがあるわけですから厄介な時期です。
「子どもが巣立って寂しくなった(空の巣症候群)」
「親の介護が始まった」
「親との別れがあった」
「自分の老後は大丈夫なのか」
「パートナーとこのまま人生を共にするのか」
家族のつながりの変化による寂しさや、
つながり方に我慢してきたからこその問い。
いくつまで生きるかわからない中での経済的不安、
残りの人生をどう心豊かに生きようか……など。
そんなことを考えていると、
ふと、
「自分軸で生きられていない」
それが大きく影響している気がしました。
自分はどんな人生を歩みたかったんだろう……。
みなさんは、過去の自分を覚えていますか?
「私は、○○がしたい」
「私は、○○が欲しい」
「私は、○○する」
主語は「私」でしたよね。
10代、20代の自分は、自分の人生の舵を自分で切っていた。
物事の判断基準や、時間やお金の使い方がいつしか条件付きになって、
「パートナーが○○だから、私は○○する」
「子どもが○○だから、私は○○する」と。
子どもに関しては仕方がない時期があるにしろ、そんな軸をいつまで続けていくのだろう。
自分の時間も有限なのに……。
人生の舵を自分で握っていたあの頃を取り戻したい。
あの時諦めたことを、取り戻したい。
そんな思いが根底にあるのだと感じています。
心は何によって満たされるのか
「健康」
「社会的な繋がり」
「自己実現」
「自分の居場所」
「経済的安定」
そんな言葉が思い浮かびます。
健康であること
病気にならないに越したことはありませんが、母がパーキンソン病を患ったことで考えさせられました。
「病気になっても治ればよい」「病気になっても治療する道筋があればよい」と。
できれば「ベッドの上で過ごす期間が短くありたい」。
社会的な繋がり
みなさんはこれからの人生を、誰といると楽しいと思えますか?
私は数人の友人が頭に浮かびます。
(残念ながらパートナーではない)
時々ランチをしながらおしゃべりしたり、旅行ができたら幸せだな。
仕事で出会えた年下の仲間たちとも、活動を続けられたら嬉しい。
自己実現
みなさんは、「あの時、本当はあれをしたかった」ということはありますか?
私は子どもが小さかった30代後半に、お世話になった方からの仕事のお誘いを諦めたことがあります。
とても興味があったのに、二人の子どもをワンオペで抱えて無理だと思いました。
それは、自分の人生の中でずっと心の中に引っ掛かっていて、50歳の節目にその道を志すことになりました。
それで生活ができるわけではないけれど、あれから5年、細々とその仕事に携わっていることで、「やりたかったのに」という過去の思いを回収しています。
自分の居場所
好きなものに囲まれて暮らす空間でも、自分の思いを素直に吐き出せる場所でもいい。
そんな場所がありますか?
このブログは、私にとって自分の居場所でもあります。
経済的安定
生きていくにはお金は絶対に必要。
じゃぶじゃぶなくてもよいから、何とかなると思えるくらいにはあった方がよい。(じゃぶじゃぶにも憧れますけどね!)
なんやかんや言って、お金があることで解決できることは多いです。
自分の人生の舵を握れるかどうかは、ここによるところが大きいと感じます。
自分一人で生きられるとかそういうスケールでなくても、お気に入りのちょっとしたものが気兼ねなく買える、自分でしたい旅行が気兼ねなく行ける、そんなことです。
「自分の機嫌を取れるだけの、自分で采配を振るえる資金」が必要とも言えますね。
自分の人生の舵を握っていることが、自分の機嫌を取ることにつながっています。
自分の機嫌を取る方法
「自分時間」を持つ
ミュージカルや映画を観たり、カフェでコーヒーを飲みながら本を読むのもいいですね。
誰かのためでなく、自分のための時間を持ちましょう。
お友だちとでも、一人でも、自分が心地よいと感じるスタイルで!
やっぱり家を離れる時間が必要です。
ちなみに、私はスタバよりコメダの方が落ち着く派。
そうそう、生協を利用している方!(私はパルシステムを利用中)
食品だけではなくチケットサービスも利用していますか?
定価よりお得だったり、今時珍しい紙チケットが利用できますよ。
こちらの記事を書いた時、
「この紙チケットはどこで入手されたのでしょうか?記念になるので紙チケットがよいなと思いました」
と、ブログからお問い合わせをいただき、そのよさに気付きました。
身体を動かす
軽い散歩やヨガなどで気分をリフレッシュするのもいいですね。
まだまだ成長する自分にも出会えます。
運動の後の爽快感は心の安定につながりますね。
お気に入りのウェアやシューズを選ぶところから楽しみましょう。
「しない」を許す
「ご飯を作らなきゃ」
「掃除をしなきゃ」
それは、自分でなければできないことですか?
自分だって年を取るのだから、日々の「しなきゃ」から時には解放されましょう。
解放とまではいかなくても、せめて便利なものを取り入れて楽をしましょう。
私は、調味をあまりしなくなりました。
「○○だけ」のシーズニングが好きです!
私の推しは、S&Bとモランボンとフォション。
拭き掃除が面倒で、ブラーバに頼っています。
文句も言わず、静かにもくもくと手伝ってくれるので、これも推し!
年末の大掃除もやめましました。
年末じゃなくても、気が向いた時にすればいいじゃないって。
お取り寄せを楽しむ
単純だけど、おいしいものは正義!
幸せを文字通り嚙み締めましょう。
「Amazonふるさと納税」でお得にお取り寄せならこちらから
「楽天ふるさと納税」でお得にお取り寄せならこちらから
趣味を持つ・新しいことに挑戦する
近くの公民館などで、習い事を始めるのは手軽できます。
私は、趣味と実益を兼ねてビーズサークルに通っていました。
自分に合うか合わないか分からないけど、興味があればとりあえずやってみて、自分探しをするのもいいですね。
有料のスクールにいきなり通わなくても、まずは無料でできることから始め、自分に向いていると思ったら本格的にするとか。
場所を選ばず、生放送なら無料でも参加できるという点でおすすめなのが「Schoo(スクー)」です。
お金のことや、ヘルスケア、語学、自己啓発、デザイン、他にも様々な分野の学びがあります。
私は無料でデザインの授業を受けましたが、オンラインの大学みたいな雰囲気でしたよ。
旅に出る
私は、旅が一番のモヤモヤ解消法です!
日帰りで行けるところでも、非日常を楽しむことで気分が晴れます。
歩けるうちに行かなくちゃ!
私は、家族とではなく一人や友人と!
経済的な不安を減らす
私は資産運用を始めましたが、それが必要かどうかはそれぞれの問題。
自己責任の世界だから。
お金に関する不安というのは、「現状を具体的に理解する」「できる工夫を見つける」だけでもだいぶ違うと思います。
誰かに任せきりだから、見通しを立てていないから、道筋が見えないことが不安なのではないですか?
不安を抱える必要があるのか、
どれくらいの不安が適切なのか、
まずは、不安の実態を知ることが必要なのでは?
それぞれに応じた不安の減らし方があると思います。
その点でとても参考になったのが、Xでフォローしていた大崎博子さんです。
おわりに
まだまだ体力がある50代、悩みも多いですが、お互いぼちぼちやりましょう!