【50代主婦 はじめての株式投資】NISA・資産運用 興味はあるけど始め方が分からない?
- 資産運用やNISAに興味があるけれど、何から始めてよいか分からない
- 他の人はどうやって始めたの?
と考えている方。
2024年の今年は「投資」「株」「NISA」なんていう言葉がメディアでも多く取り上げられるので、50代主婦である私の友人間でも資産運用が話題になることがあります。(資産運用とはいっても、株と捉えている友人が多いかな)
「NISAとかしてる?」
「前に投資信託してたんだけど、損したからやめちゃった」
「パパ(夫)が私名義でもやってる」
とかね。
でも、自分が主体となって継続運用している人が少ない印象です。
まあ、お金の話は迂闊にできないので、運用していてもあまり口にできないのかもしれないですけどね。
そんな中でよく耳にするのが、
「NISAに興味はあるけどよくわからない」
「何から始めてよいか分からない」
「どうやって勉強するか分からない」
というフレーズです。
ということで、「こんなふうに進むといいんじゃない?」というのを順に、体験談を交えてざっくりまとめてみました。
「資産運用とは」を学ぶ
私は「株式投資とは」しか頭になくてそこから勉強を始めたのですが、もっと視座を高めて「資産運用とは」と考える必要がありました。
株式投資はあくまでも資産運用の一部に過ぎないということを理解してください。
大事なのは、株式投資ではなく資産運用です。
「株式投資とは」を学ぶ
学ぶというか学びに終わりがないって感じ。
「資産運用とは」を先に学ぶと、資産には株式に限らずいろいろな種類があるんだなと分かります。
初心者だと債券や株式から入る方が多いと思いますが、株式が念頭にある方が多いと推測し、ここでは債権はスルーしてしまいます。
株はしないよ、債券だよという方は、この段階で「債権とは」を学んでくださいね。
私は株式から始めたのですが、はじめは証券会社のアプリを眺めても用語が分からず、何をするにも全く前に進めないので体系的に勉強しないとダメだなと思い直し、初歩的な本を読みました。
初歩的な用語を理解したら少し進めるようになったけど、複雑な世界なので分からないことが出てくるたびに都度調べています。
それに、世の中の動きに常にアンテナを張っていないと理解できないことが多いので、真剣にニュースを見るようになりました。
「NISAとは」を学ぶ
「NISAしてる」「NISA始めた」って、普通に使われているから自分も使わなくはないけど、NISAってあくまで制度だったり口座の種類のことだよね。
言葉の使い方として変じゃない?「NISAで○○してる」「NISAで○○始めた」とかなら分かるけどw
NISAはメリットが大きいから使わない手はないと思うけど、デメリットも理解してください。
ここでね、
「理解してって、そこで終わり?説明ないの?」って思った?
「ん、どういうこと?」って調べ始めた?
自分は資産運用をするのか再考する
「○○とは」の概要がぼんやりでも理解できたところで、「Do」の前に自分に向いているのかどうかを再考してみることをおすすめします。
取引をし始めるとストレスが増えるから。
投資は自己責任
興味をもったきっかけは「誰かに勧められたから」「メディアでよく見聞きするから」「みんながやっているから」というのが多いかもしれません。
「○○さんがいいって言うからしたのに……」
損をした時に自分はそう考えるという、他責思考の人はやめたほうが無難だと思います。
投資は余力資金でするもの。
人の意見はあくまで参考で、情報の取得や取捨選択は自己責任。
株を買うも買わないも自己責任。
半減しても自己責任。
SNSのインフルエンサーに惑わされず、適切な情報を自分から取りに行く姿勢があるかどうかも考えてみてください。
その上で、腹をくくれるなら少しずつ始めてみてよいと思います。
腹をくくったって、損をしていたら落ち込むけどね。人間だもの。
証券口座を考える
証券口座はどこで開設できるの?
証券口座は、証券会社と銀行で開設できますが、それぞれの違いを調べることが大事です。調べた結果、証券会社で口座を開設する人がほとんどだと思います。
証券会社と決めた場合、対面証券会社とネット証券会社のどちらが自分に合っているかを調べてください。
対面証券会社とネット証券会社のいずれかを決めたら、その中でどの証券会社が自分に合っているのかを調べます。
一度NISA口座を開いてから別の証券会社にNISA口座を変更するのは、制約があって面倒なので最初にしっかり調べておくといいですよ。
50代以降は相続のことも考慮する
50代半ばの私(息子2人)、両親を亡くして自分はいくつまで生きられるんだろうってリアルに考えています。親の相続を経験して考えさせられることが多かったので、よかったら口座開設前にこちらの記事も目を通してください。
相続人は、被相続人と同じ証券会社に口座が必要なことも書いています。
計画を練る
さて、資産運用をすると決めた方は、ここから「Do」の段階ですね。
私は、SBI証券に口座を開設して取引を始めた後に「アセットアロケーション(資産クラスの配分)」という言葉を知りました。
取引を始める前に考えることだったので、みなさんはまず「アセットアロケーション」を考えてください。
その後は、資産毎にどう分散するのかを考えます。
小額を運用してみる
どういう銘柄がよいのか、どういう商品がよいのかというのはここからです。
いろいろ調べてこれと決めたら、始めは小額からトライすると安心です。
勉強していくと考え方も変わってくるので、一気に資金を投入せず余力を残しつつ進みましょう。
ネット証券の場合、アプリやWebの操作に最初は慣れないので、個別銘柄を取引するなら単元未満株で練習するとよいかもしれません。
まとめ
ロードマップなんて言うたいそうなものではないですが、たまさんはこんなふうに始めたんだな程度には参考になったでしょうか。
何はともあれ情報収集ですね。
私は、証券会社のサイト・本・X(旧Twitter)・YouTube・noteなどを中心に情報収集しています。
SNSは偽情報や詐欺も多いので、信頼できる情報を見極めてください。
・証券会社やメディアの公式情報
・アナリストやストラテジストなど、専門家の情報
が安心です。
どこがよい、誰がよいというのは、それぞれだと思います。
とてもためになる内容だけど、どうにも口調が気になるとか、説明が難しすぎてついていけないとかありますね。
あちこち巡って、初心者の自分にとって理解しやすい(視座を下げてくれる)相性のよい方を見つけられるといいですね。
駆け出し7カ月の私でも、あれこれしている間に、少しずつ自分なりの考えを巡らせられるようになっています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。