【3泊4日 50代 女子旅・ひとり旅】愛媛2024.2 DAY2 ~内子町&松山市大街道(おおかいどう)~
みなさん、愛媛県には外国の方にも人気がある古い街並みを残す地域があるのをご存じですか?
その1つ、喜多郡内子町に行ってきました!
▼内子町とは
内子町は江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋(もくろう)の生産によって栄えた町。その面影が今も色濃く残っているのが、八日市・護国地区の町並みです。約600mの通りに伝統的な造りの町家や豪商の屋敷が、当時のまま軒を連ねています。
https://www.we-love-uchiko.jp/howto/hayawakari1/
コース
雨の様子を伺いながら、ホテルでのんびり朝食をいただいていたので、少し遅めの出発です。
韓国から来られたご家族が、どの電車に乗るか迷っていたので、中学英語でご案内。
なんと、同じ内子に行くとのことでした。
松山駅から内子駅までは、JR予讃線の特急宇和海で2駅、約25分で到着です。
「八日市護国重要伝統的建造物群保存地区」へは徒歩で行けます。
その手前にあるのが、こちらの「内子座」です。
2024年4月には、「十八世中村勘三郎 十三回忌追善 中村勘九郎 中村七之助 春暁歌舞伎特別公演2024」が開催されます。
保存地区の街並みを歩くと、古い建物を利用したカフェや、お土産屋さんがあります。
「商いと暮らし博物館」や「木蠟資料館 上芳我邸」をはじめとした観光スポットもあります。
詳しくは、この後で。
あいにくの雨。
大街道で前日行けなかったお店もあったため、早めの出発。
足が痛い~。
ということで、宿泊している「HOTEL LEPO CHAHAL(ホテル レポ チャハル)」で、少しだけ休憩。
大街道駅前なので、とても便利です!
「松山ロープウェー商店街」にある、おしゃれなみかんジュースの専門店です。
前日は、営業時間に間に合わなかったので、楽しみにしていました。
みかんジュースの飲み比べができますよ。
こちらのお店は、蛇口からは出ないタイプですw
道後店と銀座店もあります。
松山城ロープウェイ乗り場のすぐ隣にある、愛媛の特産品がたくさん並んでいるお店です。
前日に立ち寄り、店内を下見した後、「蛇口からみかんジュース」を飲みました。
愛媛のデザイン、かわいい!
2日目の夕飯も鯛めしをいただきました。
とはいえ、1日目は「松山鯛めし」、2日目は「宇和島鯛めし」です。
大街道駅近くのいよてつ会館1階です。
内子の観光スポット
ご紹介する3施設のセット券が料金もお得で、全部観覧したら記念のポストカードがいただけました。
重要文化財「内子座」
内子が木蝋や生糸などの生産で栄えていた時代に建てられた芝居小屋です。(改修されています)
農閑期には、歌舞伎や文楽、映画や落語などが演じられ、文化的な拠り所となっていたそうです。
現在も、様々なイベントが開催されています。
舞台に上がっての見学も可能で、舞台装置や奈落を見ることもできます。
ガイドさんがいるので、話を伺いながら見学すると理解が深まりますよ。
内子町歴史民俗資料館「商いと暮らし博物館」
明治からの薬商「佐野薬局」の敷地と建物を内子町が購入し、公開している施設です。
当時の商いや生活の様子を、人形や道具類を用いて再現しています。
こちらの人形、人感センサーと連動しているようで、自動でしゃべり出します。知らなかったので、びっくりしました💦
重要文化財 上芳我家住宅「木蠟資料館 上芳我邸」
国内最大規模の製蠟業者だった本芳我家の筆頭分家・上芳我家の邸宅。江戸時代末に分家した当時の出店倉とともに、内子木蠟生産の最盛期に建てられた主屋や附属屋など全部で10棟の建物が現存し、いずれも重要文化財に指定されています。釜場など当時の生産施設はここにしか残っていないため、地場産業と住宅の関わりを示す貴重な遺構です。邸内には、情報コーナーや喫茶コーナーがあり、ガイド案内による見学がおすすめです。
https://www.we-love-uchiko.jp/spot_center/spot_c3/
※邸内ガイドは水曜定休
ガイドさんが木蝋について丁寧に説明してくださいました。
正直なところ「木蝋って何?」「ロウソクとどう違うの?」と思っていたので、とてもよかったです。
敷地内には立派な「木蝋資料展示棟」があります。
海外で開かれた万博博覧会へ出品した、製造工程の紹介品が入った化粧箱も置いてありました。
芳我家の隆盛を感じられる施設です。
グルメ
築100年以上の古民家カフェ「なるカフェ」
インスタ(Instagram)で見つけた古民家カフェです。
内子には、このような昔の建物を利用したカフェが他にもあります。
レトロな雰囲気と、ロゴのフォントがぴったりです。
入り口には、おしゃれにディスプレイされたコーヒー豆が並んでいます。
その反対側から望む店内(フローリングスペース)。
奥には畳のスペースがあります。
畳スペースはテーブルと椅子が並べられています。
畳スペースの奥に臨む日本庭園。
ランチには、しめじとベーコンの和風スパゲッティをオーダーしました。
サラダ・スープ・ミニデザート・ドリンクが付いています。
インスタで見て、このプリンを食べようと決めていました。
ということで追加。
懐かしさを感じるカスタードプディングで、おいしかった~。
お皿はきっと砥部焼です。
この時間は雨が強くなってきたので、おいしいものをいただきながら、のんびりさせていただきました。
古民家の雰囲気が、とても落ち着いて素敵です。
みかんジュース専門店「10FACTORY 松山本店」(大街道)
入り口からおしゃれ。
お土産から贈答品まで使えるみかんジュースがずらり。
「みかんジュースお試し3種セット プレミアム」をいただきました。
左から「不知火(しらぬい)」「せとか」「果試28号」。
みかんの説明。デザインがかわいい!!
「かどやのはなれ」で宇和島鯛めし(大街道)
鯛めしには「松山鯛めし」と「宇和島鯛めし」があります。
「松山鯛めし」は、焼いた骨から取った出し汁を使い、土鍋で炊いた鯛めしです。
「宇和島鯛めし」は、真鯛の刺身を生卵の入っただしと混ぜ、薬味とともに温かいご飯にかけて食べます。
写真を撮る前に卵を混ぜてしまいました!
鯛めしの他にも郷土料理が並びます。
一番手前まん中は「じゃこ天」です。
鯛の厚みがしっかりあって食べ応えがあります。
出汁がかかっているので食欲をそそりますよ。
宇和島鯛めしの食べ方
少し漬け込んでおくと、味が染みておいしくなります。
「松山鯛めし」「宇和島鯛めし」、どちらもおいしかった~!
こちらの記事で、他にも鯛めしのお店を紹介しています。
ホテル・宿
フィンランド式ロウリュウサウナを独り占め!「HOTEL LEPO CHAHAL(ホテル レポ チャハル)」で暮らすように泊まる
今回泊まったこちらのホテルが、私のお気に入りになりました。女性のひとり旅、お友だちとの女子旅におすすめです!
- 全11室でプライベート感がある
- 北欧風のデザインでおしゃれ
- フィンランド式ロウリュウサウナがマイペースに楽しめる(1番の特徴!)
- 交通の便が抜群によい
- ホテルの下が松山三越で、お土産を購入するのも食事をするのも便利
- 有名な観光地が徒歩圏内
詳しくは、こちらの記事をご覧くださいね。
おわりに
昔栄えた街並みを保存・再生させるプロジェクトが、日本のあちこちで行われているようです。
私は、なぜか「古民家」というフレーズに引かれて行きたくなります。
今回は、中国の春節前だったせいか中国の方はあまり見かけず、韓国の方を多く見かけました。
外国からの観光客が戻ってきているので、賑わいを取り戻してくれるとよいなと感じました。
さて、愛媛観光2日目は、ホテルで右側の「デコ姫」も飲みました。
ホテルの下の松山三越1階に、みかんジュースがたくさんあるので、いろいろ飲み比べするのがおすすめです。
みかんジュース大好き!
愛媛観光を考えている方、内子も行かれてはいかがでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。