50代の私が株式投資を始めたきっかけ
新卒で入社した会社を辞めたとき、両親に勧められ、一人暮らししながら貯めたお金と退職金で、株を買ったのが初めてでした。
とはいえ……。
第1のきっかけは、親の勧め
既にバブルははじけていた1990年代、商売人をしていた親から「株をしたらどうか」と勧められました。
当時20代半ばで、ぼんやりと結婚を考えていました。
三つ子の魂百まで
「あなたたちの生きる時代は女性も働き、夫婦で協力して家庭を築く時代です」
高校の家庭科の時間に、女性の先生がそう言ったことを今も覚えています。
私の学校では、男女とも一緒に家庭科の授業を受けていました。(今は当たり前ですね)
しかし、それはたまたま私立高校に通っていたからであって、まだその時代のほとんどの高校は、女子が家庭科の授業を受けている間、男子が体育の授業を受けていました。
そんなことを知ったのは40代後半。
衝撃過ぎました!!!(そりゃ、世の中変わらないはずだわ)
私は実家が自営業で、母も家業を手伝うどころかがっつりしていたので、誰かに依存せず自分も生涯ずっと働くイメージしか持っていませんでした。
「三つ子の魂百まで」とは本当にその通りで、育った環境や受けた教育によってそのような価値観になったと思っています。
女性の人生は不安定
とはいえ、結婚・出産・育児で人生が大きく左右されるリスクは圧倒的に女性に偏っている世代。
結婚はリスキーだという思いがありました。(夫と付き合っていたからかも……)
離婚することもある。
夫婦関係が上手くいっていたとしても、子どもが健康で生まれてくるとは限らない。
もしそうなれば、仕事を辞めるのはきっと自分。
老後惨めな思いはしたくないし、今のうちに手を打っておくか!
ということで、株を始めることにしました。
したことは「丸投げ」
1990年代に株を始めたというと、経験もあり詳しいのだろうと思われるかもしれません。
しかし、親が研究熱心で自らも株をしていたため、あれがいいこれがいいと言われるものを買っていただけで、何の知識もないまま、明細の見方もろくに分からないまま30年近くが経ちました💦(放置プレー)
ある意味、一喜一憂せず長期間保有した結果、紙屑になったものもありつつそれなりに利益は出たので、きっかけをくれた両親には感謝しています。
第2のきっかけは、せざるを得なくなったから
丸投げできなくなった
私が36歳の時に父が亡くなり、54歳の今年母が亡くなりました。
もう、あれやこれや言ってくれる存在がいなくなってしまったのです。
これからは、(当たり前ですが)自分で考えて運用するしかなくなりました。
新NISAも始まるし
新NISAが2024年から始まることもあり、勉強を始めるにはよいタイミングだと思いました。
駆け込みで現行のNISA口座も作り、年内にとりあえず現行NISA枠で何か買おうと考えています。
年が明けたら新NISAでも。
-追記-
12月中に現行NISA枠を使わなければと勉強を始めました。
期限があると集中力が増しますね。
最低限のことは理解したので、まずは現行NISA枠で投資信託を始めました。
(間に合ってよかった)
▼「私もこれから始めるところ!」という方向けに、私が読んだ本をご紹介しています。よろしかったらご覧くださいね。
これからの目標
- 株を通して世の中を勉強する
- 老後の生活資金確保
- できれば、少しだけでも子どもに残してやりたい
といった具合です。