【御城印】世界遺産 元離宮 二条城 -京都-
こちらは、2023年10月に訪問した際の情報です。
二条城は寺社とは違い、「御朱印」ではなく「御城印」「入場記念符」という呼び方をするのですね。
二条城とは
二条城は1603年(慶長8年)、江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするため築城したものです。将軍不在時の二条城は、江戸から派遣された武士、二条在番によって守られていました。
https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/introduction/highlights/overview/
3代将軍家光の時代、後水尾天皇行幸のために城内は大規模な改修が行われ、二の丸御殿にも狩野探幽の障壁画などが数多く加えられました。壮麗な城に、天皇を迎えることで、江戸幕府の支配が安定したものであることを世に知らしめたものです。
1867年(慶応3年)には15代将軍慶喜が二の丸御殿で「大政奉還」の意思を表明したことは日本史上あまりにも有名です。
二の丸御殿、二の丸庭園、唐門など、約400年の時を経た今も絢爛たる桃山文化の遺構を見ることができます。1994年(平成6年)、ユネスコ世界遺産に登録された二条城は、徳川家の栄枯盛衰と日本の長い歴史を見つめてきた貴重な歴史遺産と言えます。
名称 | 世界遺産 元離宮 二条城 |
所在地 | 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541 |
御城印
御城印をいただける場所 | 観覧コースを周り、出口直前にある大休憩所 |
形式 | 印刷(10.5cm×14.8cm) |
御城印代 | 通常(左側):300円 障壁画「青楓(あおかえで) 」(右側):700円 ※時期により異なります |
左側の白い紙のものが通常版の御城印です。
右側の障壁画「青楓」は、二条城障壁画展示収蔵館のイベントを記念して発行されたもののようです。
公式ホームページでこのような記事を見つけました。
元離宮二条城では「二条城障壁画 展示収蔵館」において、二の丸御殿障壁画(重要文化財)の原画を公開しております。この度、令和5年度夏期原画公開「勅使を迎える青楓(あおかえで) ~〈遠侍〉勅使の間~」の開催について詳細が決まりましたので、お知らせします。
今回展示する《楓檜桃小禽図》は、二の丸御殿の中に特別に設けられた朝廷のための部屋である、勅使の間に描かれた障壁画です。この機会に、多くの皆様に御覧いただきたいと願っております。是非、二条城へお越しください。
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