【初心者向け】今さら人に聞けない「新NISAとは」を分かりやすく解説!

友人とランチに行った時のこと。

なんかさ、去年も気になっていたんだけど、よくわからなくて新NISAを始めなかったんだよね。

そうなんだぁ。

でも、最近食料品とか値上がりがすごくて、何かしないと老後やばいかなとか思って。

私も始めたけど、確かに去年から始めた人多いよね。

たまちゃんも、やってるの?
今さらで聞きづらいんだけどさ、新NISAってどんなものなの?
なんていう会話があったわけです。
ということで、友人にはこんなことを話しました。
新NISAってなに?
新NISAってお金持ちの話でしょ?

いいえ、普通の人のための制度です!
資金力が有り余る人にとっては、使える枠が少ないと感じられるでしょう。
私は大感謝
新NISAとは、2024年からスタートしたお得な投資制度!
ポイントは以下の通りです。

一方で、損益通算できないというデメリットがあります。
新NISAを使うと何がいいの?
お金が増えるチャンスがある

銀行にお金を預けても、金利が低いためほとんど増えません。

でも、新NISAを使って投資をすると、株や投資信託などでお金が働いてくれるので、長期間で増える可能性があります。(減るリスクもあります)

貯金は、お金を保管すること。
投資は、お金を育てること。
そう考えると分かりやすいですね。
利益に税金がかからない
銀行預金の利子や、通常の投資には税金(約20%)がかかります。
でも、新NISAは非課税。

つまり、得られた利益をまるっと手に入れることができるんです。

お金の働き方を学べる
貯金だけだと「お金を増やす」という感覚がつかみにくいけど、投資を通じてお金がどう動いていくのかを実感できます。

政治や経済がニュースの中の遠い存在ではなくなります。
インフレ対策になる
銀行の預金は、インフレ(物価上昇)の影響を受けやすいです。

ですが、投資はそのインフレに対してもお金を守る力を期待できます。
つまり、将来的に物価が上がっても、お金が目減りしにくくなるというわけです。

1年前に2,000円だった5kgのお米が、2025年3月現在4,000円です。
収入が増えず、資産運用もしていなければ、買えるお米が少なくなるということです。
働けるうちはまだしも、老後働けなくなった時を考えたら、何かしら対策をしておかないと。
新NISAでできることは2つ!
「つみたて投資」と「成長投資」って何?
「つみたて投資」
特徴
毎月一定額をコツコツ投資する方法です。
目的
価格の変動に大きく左右されず、コツコツ積み立てていくことができます。
特に長期での運用に向いています。
リスク
短期的には値動きがあるけど、長期的に見ればリスクが分散されて、安定した運用が期待できます。
オススメ
初心者にぴったり。
少額からでも始めやすいし、毎月少しずつ積み立てるので、無理なく続けやすいです。

金融庁の「つみたてシミュレーター」という便利なツールがあります。
毎月2万を積み立て、想定利回り3%、積立期間15年
という条件でシミュレーションしてみると、結果はこちら。

元本 360万円 + 運用収益 94万円 = 合計 454万円
となりました。
NISAなら、運用収益94万円に本来かかる20.315%の税金(約19万円)は非課税なので、454万円がまるっと自分の手元に入ります。
みなさんも「つみたてシミュレーター」で試してくださいね!
「成長投資」
特徴
より高いリターンを狙って、成長が期待される企業や産業に投資する方法です。
目的
値上がりが大きいと考えられる株や投資信託などに投資して、大きなリターンを得ることを目指します。
リスクも高い分、リターンも大きい可能性があります。
リスク
つみたて投資よりも変動が大きく、短期間で値動きが激しいこともあります。
高リスク・高リターン。
オススメ
少しリスクを取って、成長を重視したい人向け。
将来性がある企業や産業に投資するので、上手くいけば大きなリターンが期待できます。

新NISAの「成長投資枠」は成長投資もできますが、コツコツ積み立てることもできます。
どうやって始めるの?
やることはたった3ステップ!
STEP1:証券会社を選ぶ

こちらの記事を参考にしてください。

STEP2:新NISA口座を開設する
<必要なもの>
- 本人確認書類
・マイナンバーカード
・マイナンバー通知カード + 運転免許証などの本人確認書類 - 銀行口座情報(入出金用)
- メールアドレス(口座開設の申し込みや取引の通知受け取り用)
<申し込みの流れ>
STEP3:投資する商品を選ぶ

用語も分からないし、いきなり商品選びは難しいですよね。
私は、投資を始めたときにこんな本を読みました。
証券口座さえ開設してしまえば、後は勉強しながらのんびり進めば大丈夫です。

おわりに

投資には、必ず余力資金を使いましょう。
日々の生活に影響するような資金を使ってはいけません。
投資の基本

新NISAに年の上限があったり、つみたて投資枠があるのはこのためです。
はじめの一歩は、時間の分散と資産の分散ができるよう、投資信託の積み立てがよいのではないでしょうか。
まずは100円からでもOK!

最初は手探りなので、小さく、ゆっくりスタートしましょう。
投資信託なら100円からでも始められます。
お買い物で得たポイントで投資することもできますよ。
楽天経済圏の方なら、楽天証券で楽天ポイントを使えます。
私は、Vポイント(旧Tポイント含む)とWAON POINTをメインに使っているので、SBI証券でポイント投資をしています。


現金の持ち出しが少なくなるのは嬉しいですね。
