シニア世代にこそ知ってほしい『クレカ乗車』 ~切符の買い方が分からなくても大丈夫。日本でも海外でも『いつものカード』で電車に乗れる~

みなさん、電車やバスに乗るとき、支払いは何を使っていますか?
私は交通系ICカード(モバイルSuica)を使っていたんですけど、最近はデビッドカード(クレジットカード)を利用することが増えました。
2026年3月からは関東の主要11社(東京メトロ、都営地下鉄、東急、京王など)でも相互利用が始まり、これ一枚でどこへでも行ける「真のキャッシュレス」が目前です。
「クレカ乗車」って何?
これまで電車といえばSuicaやPASMOなどの交通系ICカードでしたが、今は普段使っているクレジットカードやデビッドカードを改札にタッチするだけで電車に乗れるようになってきました。
VISAやMastercardなどのタッチ決済対応マークがついているクレジットカード・デビッドカードが使えます。
物理カードはもちろんですが、iPhoneのウォレットに入れたそれらのカードを使うこともできます。
「交通系ICカード」 vs 「クレカ乗車」 どっちが便利?
ここが一番気になるところですよね。ちょっと比較してみました。
| 特徴 | 交通系IC (Suica等) | クレカ乗車 (タッチ決済) |
|---|---|---|
| チャージ | 必要(残高不足で止まることも) | 不要(後払いなので安心) |
| ポイント | 独自のポイント(JRE POINT等) | クレカのポイントが貯まる |
| エリア | 日本国内のICエリア | 全国&海外の対応路線で共通 |
| 定期券 | 対応(通勤通学なら必須) | 非対応(2026年2月時点) |
| 反応速度 | 爆速(都心のラッシュ時も安心) | 交通系ICに比べるとワンテンポ遅め |

クレカ乗車だと、クレジットカード明細に利用状況が集約されお金の管理も簡単です。
- 通勤・通学:定期が使える「交通系ICカード」
- お出かけ・旅行・たまに乗る路線:チャージ不要な「クレカ乗車」

クレカ乗車は海外でも通用する国が増えています!
私はオーストラリア(ブリスベン)で使いました。
メトロ、バス、船、どれもクレカが使えて超便利!
買い物も食事も交通も、すべてカード払いで両替不要でした。
スマホ(iPhone)に設定して、より便利に!
物理カードはもちろん使えるのですが、カード番号などが記載されているものを不特定多数の人が行き交う場所で出し入れするのはちょっと抵抗感があったので、私はスマホ(iPhoneのウォレット)に登録してあるカードを使用し、改札ではスマホをタッチしています。
正確にはクレジットカードではなく、デビッドカードを使用しています。
デビッドカードは支払いのタイミングが早いので、特に海外では不正利用や間違いに気づきやすいのがメリットです。
同じ日に異なる交通機関を利用し割引が適用される場合などは、翌日に割引が適用された状態で一日分まとめて引き落としになるというメリットもあります。
日本もそういった対応がなされていく予定のようですよ。
iPhoneでの設定

私が使用しているiPhoneでの便利な設定を(ウォレットにカードが設定してあることを前提に)ご紹介しますね。
この設定を行えばウォレットを立ち上げることなく、スマホをリーダーにかざせます!

1.「設定」アプリを開く
2.「ウォレットとApple Pay」をタップ
3.「エクスプレスカード」をタップ
4.「支払い用カード」欄で、交通機関で使いたいクレジットカードを選択
これで、画面をスリープさせたまま(認証なしで)タッチするだけで改札を通れるようになります。
私は「交通系ICカード」欄にSuicaを登録していますが、交通系ICカードとクレカ乗車はタッチする場所が異なるので、両方登録していても干渉することはありません。
使い方は交通系ICカードと同じ

使い方は交通系ICカードと同じで、乗車時と降車時それぞれにリーダーにタッチするだけです。

ポイントは3つ!
1つ目は、「CREDIT」と表示されているクレカタッチに対応した改札機を使用すること。

2つ目は、クレカタッチ用の(電波マークの)リーダーにタッチすること。
3つ目は、乗車時と降車時は同一のカードを使用すること。
海外旅行も超便利!
クレカ乗車は電車だけではなく、導入予定のバス会社も増えているようです。
海外ではクレカ乗車が当たり前になっている国もあるので、電車・地下鉄・バス・船、それぞれのチケットの買い方を調べるのではなく、クレカタッチができるのかの確認ができればあとは超らくちんです!


写真は2026年2月にオーストラリアのブリスベンに行った時のものですが、先述のエクスプレスカードの設定をしてあったため、Suica同様にスリープ状態のまま(アプリをたちあげることもなく)タッチで乗降車できました。
おわりに
私の近所では、まだバスがクレカタッチには対応していません。(導入予定はあるらしい)
なので、まだSuicaを使う機会はありますが、バスが対応すればSuicaの出番は新幹線に乗るときくらいかなと思っています。
デジタル化って便利なようで、自分で情報収集できないとか、情報には触れていても設定のハードルが高く感じるとか、使い方がよく分からない人が多いという意味で、シニア層には相性が悪いんですよね。
なんたらPayも各社ごとに増やしすぎで、ユーザーとしてはアプリが増えて、微妙な残高があちこちに残ってしまったり、お金の管理が散漫になって不便に感じることがあります。
買い物も食事も交通も、生活全般のお金周りをクレカに集約できれば、支払い時の使い勝手もその後のお金の管理もシンプルでシニア向きだなと思います。




