2024年8月2日・8月5日の日本株大暴落 たまはどうした?
2024年8月2日・8月5日の日本株大暴落、驚きましたね!!!
令和のブラックマンデーという人もいましたが、後々どのような名前が付くのでしょう。
今回は、駆け出したまの「単なる大暴落体験記」です。
2024年8月2日・8月5日の大暴落とは
米雇用統計の悪化や、日銀の利上げ、地政学的リスクのタイミングが重なり起きたと理解しています。
駆け出しですからきちんとした説明はできないので、細かい説明は専門家にお任せすることにします。
日経平均は、
2024年8月2日(金) ▲2,216円
これだけでも大暴落です。
週明け
2024年8月5日(月) ▲4,451円
と、さらに歴史的な大暴落でした。
ヒエ~~~ッ!!!
たまはどうした?
2024年8月2日(金):静観、情報収集
初めての大きな下落なので、ドキドキはしたものの狼狽するようなことはありませんでした。
理由は3つ。
1つ目は、今年3月のエミンさんの動画をはじめ、情報収集する中で、いつか暴落は来ると思っていたから。
2つ目は、日銀の利上げや米雇用統計について、後藤達也さんのYouTubeライブをリアタイして少し身構えていたから。
3つ目は、狼狽売りが経験済みで免疫ができていたから。
とはいえ、判断しなければいけないことは何かとあれこれ考えていました。
外国株への影響は、日本市場が終わってから考えればいいや。
投資信託は長期だから放置でよし。(個別もそのつもりなんだがザワザワ……)
NISA積み立て分はチャンス オブ チャンス⁈
「今日の基準価額は2度とないくらい低くなるはずだから、設定変更して口数を増やそう」
と、思いついたまではよかったのですが、当日の悪あがきはできない仕組みでしたねw
出典:SBI証券 https://faq.sbisec.co.jp/answer/6361ca1f0060fed70861495d
7月まで積み立ては週1ペースでしていたのですが、明細も多くなりすぎるし月1でいいかと、8月から設定変更していました。
当初の目論見は達成できませんでしたが、しばらく相場が荒れるかと思い、下値で拾える確立を高めようと、とりあえず週1ペースに戻しました。
2024年8月3日(土)~8月4日(日):情報収集
不幸中の幸いというか、土日があってよかったなと。
こういう緊急時はXとYouTubeをフル活用。
専門家の見解をタイムリーに見聞きできる時代に感謝です!
2024年8月5日(月):買い増し
いや~、あれよあれよという間に下がりましたね!!!
この日、個別銘柄のトータルでの損益率は▲15.7%でした。
時間はかかってもいずれ戻ると考えていたので、基本的には損切りしない方針でした。
と言うと、何か冷静に聞こえますが、その時のチャートのスクショを残す心の余裕はありませんでした。(そりゃ、どんよりするよね)
とはいえ、パフォーマンスが悪い銘柄を一部だけ損切りして、他に狙っていた銘柄に入れ替えるチャンスでもあると考えたのですが、タイミングがつかめず終わりました。
この辺を瞬時にできるようになるには経験が必要ですね。
ただ、二度とこんな安く買えないという「もったいないお化け」が自分の中にいて、安い株価(500円未満)の銘柄を1つ買い増しました。(余力がなくて本命には手が出せなかった)
2024年8月6日(火)~8月12日(月・祝):情報収集
8月5日で底を打ったのか推移を見ていました。
この期間どれもバーゲンセール状態だったので、機会があれば買いたいと思っていた銘柄を買おうかどうか迷っていました。
結果、資金を追加してまでは買いませんでした。(正:買えませんでした)
なお、この日「セリング・クライマックス」(通称:セリクラ)という言葉を覚えました。
2024年8月13日(火):入れ替え、買い増し
資金を追加してまで新たな銘柄を買うことはできなかったのですが、順調に株価を戻していたため、パフォーマンスが悪い銘柄を一部損切りして新たな銘柄に入れ替えました。
この段階では計画的な損切りなので、納得感がありました。
そして、残った分で1銘柄買い増しました。
株価500円未満の銘柄ですけどね。
2024年8月14日(水):買い増し
更に残った分で、5日に買い増した銘柄をもう一度買い増しました。
2024年8月16日(金):今ここ
そんなこんなで、この記事を書いている8月16日現在で、日経平均は1回目の暴落前の水準に戻っています。
戻すのに半年くらいかかるかと思っていたので超速でした。
個別銘柄トータルの損益率が、ちょっと前にMAX+6.05%だったのに、▲15.7%まで下落し、現在+4.28%まで回復。
Xで見かけた「インバース」
8月5日にXを見ていたら、
「今日は、慌ててインバースを買っている人もいるでしょうね」
と言っているポストを見かけました。
この大暴落で「慌てて買う」ってどういうものなんだろう?
インバース型上場投資信託 (インバースがたじょうじょうとうししんたく)
インバース(Inverse) とは「逆の、反対の」という意味で、上場投資信託は特定の指標に連動することを目指して運用され、上場されている投資信託(ETF)を指し、インバース型ETFとも呼ばれます。
インバース型上場投資信託が連動を目指す指標は、 原指標の日々の騰落率のマイナス○倍となるよう計算された指標です。たとえば、日経平均株価の日々の騰落率の-2倍となるよう計算された指標である「日経平均ダブルインバース・インデックス」に連動することを目指すインバース型上場投資信託では、株価が下がったときにより大きな利益が得られます。先物・オプション取引等を活用して、対象とする指数の逆の値動きの2倍の収益を目指すので、投機的な短期売買を行うのに適しています。
一方、プラス○倍となるよう計算された指標への連動を目指すタイプのものをレバレッジ型上場投資信託といいます。ワンポイント
目先の株価が下落すると考えるときにはインバース型が有効で、相場に不透明感があり、先行きを見通しにくい状況で、保有資産のリスクヘッジとして活用するという方法もあります。ただし、相場が逆の方向(上昇)に動いたときには、損失も大きくなるので、注意が必要です。
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/i/J0632.html
なるほど、暴落時のヘッジとして使えるのか。とりあえずリストに登録して眺めてみよう。
まとめ
・静観&情報収集
・買い増し
・損切り&入れ替え
・NISA積み立て分の設定変更
・「インバース」「セリング・クライマックス」という用語を覚えた
反省点
投資は余力資金でするもの。
なので、バーゲンセールを横目に歯がゆい思いはありましたが、今回証券口座に新たに入金することはしませんでした。(若ければリスクをとったと思うけど)
ここで感じたのが、証券口座の中にも余力部分を残しておくことが必要だなと。
私は来年使おうと思っていた余力部分を、それまでの間に少し増やそうと思って投資信託で運用していたんですよね。
リアルタイムで動かせる状態だったら、もう少しバーゲンセールに参加できたのになと思ってしまいました。
良かった点
動揺はしたけど、狼狽売りはしなかった。
イナゴにもならなかった。
それは、失敗の経験も積み、勉強と情報収集をしていたから。
▼ 過去にイナゴになった時の話はこちら
この記事でも触れていますが、不安になるのは「知識と経験とエビデンス」が不足しているからだと考えています。
引き続きアンテナを張っておかなきゃね。
私と同じ駆け出しのみんなは、どんな勉強をしてるのかなぁ。