トランプ・ショック 第1弾 たまはどうした? - ~2025年4月10日 -

株活してるみなさん、お元気ですか?
トランプショックで世界中が大混乱ですが、この先どうなるんでしょう。
先月は、株活が暇でつまらないなんて思っていたんですけどね。
こんな大暴落は遠慮したいところです。

さて、今回は単なるたまの株活記録です。
トランプショック第1弾とは

第1弾(~4月10日)とは、しばらくこういうことが続くと思って、私が勝手に名付けたものです。
どれだけ続くんでしょうね……。

4月に入ってから4/10までの日経平均のこの下げ、すごいですよね。
トランプさんが関税を発表して、習近平さんが喧嘩を買ってからがすさまじかった!
(勘弁してくれ~)
試されるゴリラ握力
ちょうど、自分の投資スタンスを振り返ってこの先どうすべきか考えている時、こちらのポストを見ました。
今後、関税緩和などの好材料が出れば売られすぎた市場は大幅に急反発する。重要なのはその局面での投資スタンスを考えておくこと。上昇に乗り遅れまいと焦って買い向かうのか?関税発表前から世界経済は既に減速基調にあり、一時的な上昇も不透明感は拭えない。今こそポートフォリオを再考すべき時。 pic.twitter.com/zViWBBZ2IG
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) April 6, 2025

ということで、頭の整理がてら、4/6にこんな記事を書きました。


記事内で自問自答していたのですが、
さて、4/10時点の結果は?
こんな時のための積み立て投資(ドルコスト平均法)なので、継続あるのみ。
口数が増やせるのは不幸中の幸い。
一括投資分もガチホ。(私は直近のゴールは70歳)
アクティブファンドに関しては、是非ともファンドマネージャーに頑張っていただきたい!
そのためにお支払いしている信託報酬なのだから!
↓
ガチホOK!
こういう時、NISA枠でNF日経平均高配当株50を買い増すことを昨年末に決めていたので、予定通り買い増しました。

まだ大きく下げるだろうけど、景気敏感株は投げてディフェンシブのみガチホ。
配当をもらいながら耐える。(高配当投資に切り替えていなかったら耐えられなかったかもと思う)
高配当銘柄は、将来的に相続してしまえば「損」という概念すらなくなり、子どもはただでチャリンチャリンシステムを手に入れることができるのだから。
いつかこの大暴落が収束して、モメンタムが上昇して来たら買い増したい。(遠い目……)
ここぞとばかりに自社株買いが入るはずだから(入って!!)、米国株よりはひどいことにならないんじゃないかと思っている。
なんなら、報復関税合戦で棚ぼたがおこるかもという期待。
↓
9割方ホールドOK!
4/3、日経平均が大きく下げる中、監視銘柄の1つである三菱商事が白馬に乗ってさっそうと登場!
今年度1兆円の自社株買いをこのタイミングで発表!
底支え感が半端ないので、これは掴みに行きました。(トランプショックに向けてスタンバっていた資金が生きました)
ところが!
4/7のセリングクライマックスで、自分のシナリオが崩れた気がして金融株を損切りました。(ここまで持ちこたえてきたのにぃ……)
ショック前はかなり利益が出ていただけに、とても残念。
4/10は大きく上げたけど、崩れたシナリオがどうなるかはまだ見えないので買戻しはしていません。
ここで、結構お勉強代を支払いました。
とはいえ、これまで何度も決算をまたいできたため、日本株全体としては取得単価が低く抑えられていて、最も厳しかったときでも評価損益は-0.2%程度でした。(画像はそのころのもの)

ここは既に元を取ったので、配当をもらいながら放置。
昨年、内需銘柄とアメリカからの影響が少ない銘柄に整理したので、自分を褒めたい。(うるっ)

↓
ガチホOK!
昨年2月に大きく下げたとき、危機的な時には「国家隊」なるものが買い支えするのを知ったけど、今回も入っていたっぽい。
銘柄整理の成果もあったのか、4/10時点で平常時となんら遜色ない下げの範囲で収まっています。
一番整理が追いついていないところなので、悩み多きところ。
だけど、いくら情報収集しても考えても私に結論は出せない。
一部だけ投げようか……。(優柔不断炸裂)
いつか、モメンタムが上昇して来たらMMFの比率を高めよう。
↓
株はほぼガチホ!(ほんの少しだけ利確して、ディフェンシブ銘柄を買い増しました)
問題はMMF!
株クラッシュ、円高進行に続き、4/9米国債がクラッシュし始めました。
米国債の市場がクラッシュしています。このままでは今月中にFRBの緊急利下げとQEが来ないとリーマンの再来となります。 pic.twitter.com/DRio6JSQlC
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) April 9, 2025
(外国人投資家のドル金融資産に課税を検討中との情報もあったので)これは、金融システム崩壊直前ということで、円キャッシュを確保すべきと判断し、MMFは全部売却。(損も得もしていない感じ)
今後、米国債についてどのような扱いになるか情報を見極めつつ、極端に円高に振れたときに一部戻すかもしれません。
ただ、そもそも円資産の割合を増やす必要があったので、外圧によりリバランスされた感があります。
こんなことでもないと目標のアセットアロケーションに近づけなかった気もするし、結果オーライだとも考えています。

まあ、少しの痛手はあったけど、大暴落を経験するたびに握力は増していると思っています。
個別株は特定口座なので損益通算できてるし、まあ今のところはよしとします。
握力が付いてきているのは、情報発信してくれる専門家の方やメディアの方が多く、それらがとても役に立っているからです。


トランプショック第2弾に向けて
4/10の大々的な上げは、米国債のクラッシュ入りがきっかけで90日間の関税停止になったことによる一時的なもの。
今後、本格的に各国とのディールが始まり、またいろいろ起きることが前提で、何の見通しも立たないことに変わりはありません。
今は積み立てだけ継続し、MMFを売却して確保した円キャッシュをキープして様子見です。
アセットアロケーション
毎月、アセットアロケーションを作成しているのですが、直近で作った4/1時点のものと4/10時点を比較するとこんな感じ。


ちなみに、

円資産 = 現金 + 国内株式 + 国内債券 = 45%
外貨資産 = 外国株式 + 外国債券 = 47%
金=8%
が目標です。
2025年4月10現在、
円資産 = 41%
外貨資産 = 58%
金=1%(ETF積み立て中)
なので、
今後、
- 今回増えた円キャッシュの一部は、基本的に日本株(投資信託、ETF含む)に向ける
- 配当金・分配金は、日本株(投資信託、ETF含む)の買い増しに向ける
- 目先は円高方向に向かうと予想されるので、自動的に外貨資産が縮小される
- 日本の株価がいつか上向きになってきたら、まいた種が成長し始める
ということで、円貨・外貨という大枠では少しずつ目標に近づいていくと考えています。
細かいことは数年かけてのんびりと整えていきます。
おわりに
旧NISA口座のS&P500は、4/10時点で+9.02%でした。
プラスを保っているのを見ると、改めて時間分散の大切さを実感しました。
私は、株の勉強を始めたばかりの昨年2月に中国株の大暴落、同じく8月に日本株の大暴落を経験しました。
少ない経験だけど、大暴落を経験するたびに感じるのは、
- 自分の投資に対するスタンスがクリアになっていく
- 考えを巡らせたことをブログに書き留めておくことが、迷った時に役に立つ
- 動揺を軽減させるには、経験と信頼できる情報が必要
だということです。
今回の大暴落は継続中ですが、品のない言葉で他国に暴言を吐くトランプさんにそこまで言うかと思ったり、経済戦争・デジタル戦争を超え、第3次世界大戦が現実味を帯びてきたように感じることもありました。

でも、夜は眠れているし、気分転換にお花見しようなんて散歩をしていました。(仕事も少ししています)
日常は普通に送れているので、投資にリスクを取り過ぎてはいないんだと思います。
しばらくは最低限の情報だけおさえつつ、どこか遊びにでも行こうかな。
ひとまず、この土日は友人とランチしてきます!